伊藤忠商事は8月5日、スポーツ用品大手のデサントを株式公開買い付け(TOB)で完全子会社化すると発表した。既存の衣料品事業部門とのパートナーシップを強め、相乗効果を高めていく。
デサントもTOBに賛同しており、今年11月上旬からTOBを開始する予定。完全子会社になればデサントは東証プライム市場の上場廃止となる見通し。
伊藤忠商事は現在、子会社のBSインベストメントを通じてデサントの発行済み株式の約44%を保有しており、これを3分の2以上に高める。買い付け総額は約1826億円で、1株4350円で公開買い付けしていく。
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