24時間の無人営業ジム「chocoZAP(チョコザップ)」で利用時間に制限があるセルフエステなどが、いつでも利用できるかのように自社ウェブサイトやSNSで表示していたとして消費者庁は8月9日、運営するRIZAP(本社東京都)に対し、景品表示法違反で再発防止などを求める措置命令を出したと発表した。優良誤認と、SNSを使ったステルスマーケティング広告にあたると認めた。
消費者庁によると、RIZAPは今年3月、セルフサービスのホワイトニング、脱毛、ネイルなどがチョコザップで24時間いつでも利用できるように自社サイトで表示していたが、実際は利用時間数が限られていた。
また、ステルスマーケティングの広告表示については、「チョコザップ」の公式サイト上に表示した「お客さまの声」について指摘。RIZAPがタイアップで第三者に依頼した広告表示を公式サイトに「お客さまの声」として表示したものについて、RIZAPが依頼したタイアップ表示であることを明確にしていなかった。
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