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2024.08.23

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ダスキン、2024年4‐6月期 家庭用の清掃用具レンタルは3.3%減 「家庭用営業専任組織」は成果

ダスキンの2024年4-6月期(第1四半期)における訪販グループの業績は、家庭、事業所向けともに減収となった。家庭訪販事業の売上高は前年同期比3.3%減だった。

クリーンサービス事業は、「家庭用営業専任組織」の加盟店への拡大を本格化したほか、ウェブ施策を強化し、新規顧客の獲得に注力した。

家庭向けの主力であるモップ商品は、減収となったものの、前期3月に発売した「ペット用おそうじモップセット」(ペット用フロアモップとモップクリーナーのセット)が順調に推移した。「家庭用営業専任組織」の活動が成果を挙げつつあることや、デジタルチャネルでの受注件数の増加により、減収幅は前年同期に比べて縮小した。

その他の商品では、前年同期に新発売した「ミッキー&ミニー台所用スポンジ」「ふんわり包まれまくら」「からだ支える快眠マットレス」などの反動で減少した。

レントオール事業では、クリーンサービス事業・ケアサービス事業と連携し、災害発生時に自治体への資材供給と衛生管理をサポートする「防災サポートサービス」を展開した。

2022年に試験的に立ち上げ、検証を続けてきた、暮らしの中で起こるトラブルに迅速に対応し駆けつけるレスキューサービス事業のフランチャイズ展開に向けた準備も進めた。

ケアサービス事業(役務提供サービス)は、「ホームリペア」(住まいのピンポイント補修)がほぼ前年並みにとどまったものの、「サービスマスター」(プロのお掃除サービス)、「メリーメイド」(家事代行サービス)、「トータルグリーン」(緑と花のお手入れサービス)、「ターミニックス」(害虫獣の駆除と総合衛生管理)の売り上げは増加した。

ヘルス&ビューティー事業は、前年同期比5.5%減の3億9500万円だった。




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