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2024.08.29

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さくらフォレスト、欲しいのは「成長したい人」 インターンの学生にも責任ある仕事

会社説明会の様子

健康食品通販のさくらフォレスト(本社福岡県、高島励央社長)が求めている人材は、「とにかく成長意欲がある人」だそうだ。なりたい具体的な理想像がなくても、何をして成長したらいいか分からなくてもいいという。「成長したい」という強い魂を持っている人材を採用しているそうだ。強い成長意欲を持つ人材であれば、インターンの学生にも責任ある仕事を任せるようにしているという。

月商1億円の学生も


さくらフォレストでは現在、新卒をメインに、年間10人前後を採用しているそうだ。

同社の社員数は現在約80人。社員には大学卒が多いそうだが、学歴は最重要視していないという。

部門別では、コールセンター部門が20人、企画・マーケティング部門が20人、CRMが13人、デザイナーが10人、物流や経理といったバックオフィス担当が17人。

さくらフォレストでは、インターンの学生にも、責任ある役職を任せている。

同社では、自社ECサイトや、楽天市場などのECモールの店舗を、それぞれインターンの学生に運用させているという。ECモールを担当している学生は、単月で1億円を売り上げた実績もあるそうだ。

「責任ある仕事を学生に任せるリスクは承知の上だ。ただ、責任あるきつい仕事を乗り切ると、『仕事が面白い』と思ってもらえる。そうすると、大きく成長する」(会計総務部小野恭敬リーダー)と話す。

同社では、入社時に具体的なスキルや経験、ビジョンを持っていなかった人材でも、入社後に、なりたい理想像を見つけられるよう、ケアしているのだという。

「自分で決める」マインド


さくらフォレストが社員に持ってもらいたいビジネスマインドは、「自分で何かをやる」「自分で決める」という、チームに対するリーダーシップだという。仮に、上長から与えられたミッションであっても、「自分で決めて自分で動く」というマインドを持って取り組むよう指導しているという。

「求められたものを100で返すのではなく、110~120で返すというマインドが重要だ」(小野氏)と話している。




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