オンワードHD、若者向け衣料品の関連会社ウィゴーを完全子会社化　

日本流通産業新聞　編集部

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オンワードホールディングスは8月28日、資本業務提携している衣料品のウィゴー（本社東京都）の全株式を取得し、完全子会社化すると発表した。

オンワードHDは2023年5月にウィゴーの発行済株式の約20％を取得し、持分法適用関連会社とした。残りの約80％の株式を5億円で取得する。

ウィゴーは2018年に設立し、自社ブランドの衣料品を実店舗とECで事業展開。2024年2月期の売り上げは283億700円（前期比5.3％減）、EC比率は2割となっている。

オンワードHDは資本提携後、自社グループの経営ノウハウなどを活用してウィゴーの事業強化に取り組んできたという。ウィゴーは2021年3月期から赤字決算が続いてきたが、オンワードHDによると、今期に営業黒字転換する見込み。