大都、カウネットの購買システムと連携 建設大手など利用獲得へ

工具や資材のBtoB通販を展開する大都（本社大阪市）は8月29日、コクヨの通販子会社カウネット（本社東京都）が運営する大規模企業向け購買管理システム「べんりねっと」と連携を開始したと発表した。連携により、大都が取り扱う商品が「べんりねっと」から購入できる。

大手企業が商品を購入する際、購買管理システムを使ってコスト管理するのが一般的で、大都のような独立系のEC事業者の通販サイトが選ばれることはなかった。

「べんりねっと」との連携で、大都は建設や製造の大手企業の利用獲得につなげる。

大都は2002年からネット通販事業を開始。運営する工具や資材、塗料などの通販サイト「トラノテ」では、約390万品番を取り扱っている。