シーボンの2024年4-6月期(第1四半期)の連結売上高は、前年同期比4.2%減の20憶1500万円だった。新製品の発売や、大型のキャンペーンなどを行わなかったことから、売り上げは低調に推移したとしている。主力のクレンジングや洗顔料を7月にリニューアルすると発表したことにより、6月には買い控えも起きたという。
同期間の営業利益は、8500万円の赤字だった。前年同期は200万円の赤字で、赤字幅は拡大した。
2024年7月以降は、主力のクレンジングや洗顔料をリニューアル発売する。7月には、例年人気の高い、毛穴の悩みに対応する美容液を、期間限定で再発売する。8月以降も、リブランディングに伴い、一部製品のリニューアルを実施する予定。2024年4-9月期(中間期)においては、業績予想達成を目指すとしている。
2024年4-6月期における新規顧客の来店数は、前年同期比13.8%増、新規顧客に対する売上高は、同9.3%増となった。ロイヤルカスタマーも増加傾向にあるとしている。
一方で、人員不足などから、一人当たりの来店頻度が前年を下回った。既存顧客の継続数は、同6.1%減少したという。ロイヤルカスタマーが増加傾向にあり、顧客単価が5.7%増加したことにより、既存顧客の売上高は、同0.8%減だったとしている。
シーボンの直営店舗における、2024年4-6月期の売上高は、前年同期比0.1%減の18億8900万円だった。
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