Greenspoon(グリーンスプーン、本社東京都、田邊友則CEO)は9月17日、江崎グリコと共同開発した商品を発売する。江崎グリコの人気商品「アーモンド効果」に使用しているアーモンドペーストを活用したスープを発売する。田邊CEOは「当社の自社ECサイト限定で販売し、ウェブ広告を駆使して、新規顧客獲得を目指す」と話す。
Greenspoonは今年6月、江崎グリコの完全子会社となった。子会社化の経緯について、「Greenspoonとしての目指す未来、そしてそれに向けての成長を考えたときに、自社で事業を推進するよりも、企業の力を借りながら成長する方が今まで以上に早く成長できると考えた」(田邊CEO)と話す。
江崎グリコとしては、Greenspoonを子会社化することで、「当社のパーパスである『すこやかな毎日、ゆたかな人生』の実現に向けて、これまでの菓子や飲料だけでなく、料理を提供することで、消費者の喫食シーンの増加につながる。今まで当社で獲得できなかった消費者を獲得できる」(江崎グリコ・執行役員 健康イノベーション事業本部長 木村幸生氏)と説明する。
商品は秋をイメージした3種類を発売する。集客においてはGreenspoonの強みでもあるデジタルマーケティングに注力する計画だ。
ウェブ広告は「アーモンド効果」を全面に出す広告デザインではなく、あくまでGreenspoonとして秋にふさわしいスープを発売するというデザインにする。
12月13日には、江崎グリコが展開する糖質にこだわった「SUNAO(スナオ)」ブランドから、糖質を抑えた冷凍生パスタ麺を発売する。Greenspoonの自社ECサイトのみで発売し、ウェブ広告を活用して顧客獲得に注力していくという。
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