整水器・浄水器の同行販売などを行うOSGコーポレーションは9月10日、2024年2-7月期(第2四半期)の業績を発表、連結業績における売上高は前年同期比3.3%増の40億8400万円となった。食パン店のフランチャイズなどを展開する「FOOD事業」の不振から、経常利益は同17.7%減の1億6200万円となった。整水器・浄水器の販売などを行う「水関連機器事業」の売上高は同29.8%増の11億9900万円。前年同期は2700万円の赤字となっていた同事業の営業利益は一転、9600万円の黒字となった。
「水関連機器事業」では、サブスク型ビジネスモデルの成功事例がエネルギー業界を中心として広がりを見せ始めており、新規パートナー店との契約が進んでいるという。
自治体や学校、商業施設などでは、ウォータークーラーや水自販機などの業務用機器のニーズが高まっており、導入が順調に進んでいるという。こうしたことから、同事業は増収増益となったとしている。
既存顧客を対象に機器のメンテナンスを行なう「メンテナンス事業」は、メンテナンス時における副商材の販売が減少したことなどから、売上高が同4.3%減の10億1500万円、営業利益は同14.1%減の1億9000万円となった。
宅配水のフランチャイズ展開を行う「HOD(水宅配)事業」は、猛暑の影響もあり順調に推移。売上高は同9.5%増の6億8800万円、営業利益は同2.4%増の3200万円となった。
食パン専門店「銀座に志かわ」のフランチャイズ展開などを行う「FOOD事業」では、不採算店の統廃合を推進。原材料費の高騰などもあり、苦戦したという。
同事業の売上高は同11.9%減の11億9400万円となった。前年同期は5100万円の赤字だった営業利益は、1億5600万円の赤字となり、赤字幅が拡大した。
続きを読むには会員登録
(無料)が必要です。
会員登録していただくと、すべての記事が制限なく閲覧でき、
著者フォローや記事の保存機能など、便利な機能がご利用いただけます。