CLOSE
CLOSE

2024.09.26

ニュース

行政・団体

経産省、23年度EC市場調査を発表 物販系は成長率5%下回る 

経済産業省が9月25日に発表した「電子商取引に関する市場調査」によると、24年度の消費者向け(BtoC)EC市場規模は前年比9.2%増の24兆8435億円で、このうち物販系は同4.8%増の14兆6760億円だった。物販系ECの市場成長率は前年調査より約0.6㌽減少して5%を下回った。

物販系の内訳は上位から順に、「食料、飲料、酒類」が同6.5%増の2兆9299億円円、「生活家電・AV機器・PC周辺機器等」が同5.1%増の2兆6838億円円、「衣類・服飾雑貨等」が同4.8%増の2兆6712億円、「生活雑貨、家具、インテリア」は同5.0%増の2兆4721億円となった。

EC化率はBtoC市場全体で9.4%(前年より0.3㌽増)となり、物販系は9.3%(同0.3㌽増)だった。物販系のうち、最もEC化率が大きかったジャンルは、「書籍、映像・音楽ソフト」で53.5%(同0.3㌽像)を占めた。

また、個人間(CtoC)EC市場は同5.0%増の2兆4817億円と推計。日本、米国、中国の3カ国間の越境EC市場については、中国との取引が最も大きく、中国消費者が日本の事業者から購入した合計金額は同7.7%増の2兆4301億円だった。



無料メールマガジン登録 人気の記事や編集部のおすすめ記事を配信
登録することで、個人情報保護方針に同意したものとみなされます。

タグ:

おすすめの記事

PICK UP


人気の記事

RANKING

新聞のご紹介

日本流通産業新聞

詳細・購読はこちら