アクシージアの2024年7月期の売上高は、前期比7.5%増の121億9000万円となった。そのうち、中国ECの売上高が88億4700万円だった。日本国内のECの売り上げは、前期比約9倍の7億8200万円となった。中国EC市場においてインナーケア製品が好調で、前期比増収となった。
短尺動画のECプラットフォーム「ドウイン」(中国版ティックトック)では高い成長率を維持しており、同社の「ドウイン」の売上高は前期比42%増の48億9900億円となったという。
インナーケア製品である美容サプリメント「AGドリンクX」について、ドウインにおけるライブ販売施策が奏功し、売り上げが拡大した。
中国の厳しい市場環境下において増収を続けているが、2024年7月期の同社全体の営業利益は、前期比51.7%減の9億1800万円となったという。各種施策で起用したインフルエンサーに支払う広告宣伝費・支払手数料が増加したことが要因だとしている。
日本国内のEC売り上げの急伸は、エムアンドディ(本社福岡県)を子会社化したことによるものだという。アクシージア本体の日本国内のEC売り上げも、前期比1.5倍と大きく成長したとしている。
同社の全体の売り上げのうち、中国向けの販売が82.3%を占めている。日本などその他の国・地域は、前期比5.9ポイント増の17.7%となった。今後、中国以外の売り上げシェア拡大にさらに注力していくという。
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