「クリクラ」ブランドでリターナブルの水宅配事業を展開するナックの2024年4-6月期のクリクラ事業の売上高は、前年同期比横ばいの36億700万円だった。直営部門では、顧客1件当たりの水ボトルの消費量が増加。浄水型サーバーの顧客件数も増加した。一方で、加盟店部門では、顧客数が減少したため、前年と同水準になったという。
クリクラ事業の営業利益は、前年同期比横ばいの2億6100万円だった。
直営店部門・加盟店部門ともに、猛暑などが影響し、「クリクラ」ブランドの水ボトルの消費量が増加。水宅配の契約の解約率が低下したという。浄水型サーバー「feelfree(フィールフリー)」の顧客件数も増加したという。
次亜塩素酸水溶液「ZiACO(ジアコ)」については、感染症対策として利用していた顧客の解約が増加したという。
同社では今後、顧客件数の拡大を狙い、積極的なウェブ広告の出稿や、ショッピングモールなどでのブース販売、法人営業の強化などを行うとしている。
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