主力の美容液「マヒナ」とサプリメント「スキンエリクサー」に続く、三つ目の会員登録条件を満たす戦略商品となる。9月3日に東京・目黒雅叙園で開催した「社長講演会2024スペシャルLIVE」で発表した。イベントの前半がオンラインで開催し、後半の社長講演会には、全国から300人の会員が参加した。
ペレ・グレイスが大学と「美肌菌研究所」との三者共同研究で発見した「スーパー美肌菌」(BG-PG180)を「世界初の化粧品原料」(同社)として「セラミロンSE100」を配合した美容液「ラカウ」として製品化した。
▲美容液「PELE’S CERAMIRON LAKAU」
「BG-PG180」の「PG」はペレ・グレイスのこと。セラミドと美肌菌の研究を進めているなかで、セラミドとヒアルロン酸合成の遺伝子発現の関わりを発見したという。セラミド合成を促進する合成遺伝子が6倍発現することが分かったという。セラミドの合成だけではなく、「ヒアルロン酸合成の遺伝子発現」に対する試験を行ったところ、4倍以上の優位な判定が出たことで、現在特許を申請中だとしている。早ければ1年以内にも特許を取得できる見通しだ。
「ラカウ」には、さらにヒト型セラミドを5種類配合したほか、乳酸菌生産物質「PS-B1」を加え、パラベンやエタノールなど10種類の添加物を除いた無添加処方に仕上げた。
主力の「マヒナ」がハワイ語で「月」という意味で夜用美容液なのに対して、「ラカウ」とは、ハワイ語で「日の入り」という意味で、朝・夜用美容液。「マヒナ」の前に使用することを想定している。肌のターンオーバーを整え、促進することが期待できるという。
▲「社長講演会2024」会場の様子
「ラカウ」について、メーカーによるオンライン説明会の開催を発表したほか、9月30日までのキャンペーンを発表した。美容マスク「MAHINA PREMIUM DOUBLE CURRENT MASK(マヒナ プレミアム・ダブル・カレント・マスク)」との併用による効果についても説明した。
発表会では、海外インセンティブとして、ハワイ研修旅行キャンペーンに加え、2025年5月に韓国への研修旅行キャンペーンを追加して同社初の「Wインセンティブ」を発表した。韓国への研修旅行は、ハワイ達成条件の半数にあたる50人の新規リクルートに設定することで、組織活性化につなげたい考えだ。