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2024.10.04

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Aiロボティクス、「1年で時価総額1000億円に」 積極的なM&A戦略も明らかに

上場セレモニーの様子(写真右=龍川誠社長)

生ビタミンC配合のスキンケア化粧品「Yunth(ユンス)」などをECで販売するAiロボティクス(本社東京都、龍川誠社長)は9月27日付で、東京グロース市場に上場した。同日行われた、東京証券取引所で行われたセレモニーには、タレントの佐々木希や、ネクシーズの近藤太香巳社長が集まった。龍川誠社長は本紙の取材に対して、「積極的なM&A戦略を検討している。1年以内に時価総額1000億円を本気で目指す」としている。

同社は、「Yunth」をはじめとした化粧品や美容器のD2C事業を展開している。2024年3月期の売上高は、前期比93.7%増の70億6100万円だった。うち、D2C事業の売上高は、同2.8倍の69億6100万円だった。売り上げの大部分を、「Yunth」が占めているとみられる。

2024年4-6月期(第1四半期)の売上高は、前期比64.7%増の25億5000万円となった。定期購入が中心の自社ECサイトの売上高が7割を占めたとしている。

2月に発売した、美容機器の「Brighte(ブライト)」は、すでに同社製品の販売シェアの3割に達しているという。

龍川社長は、「『Yunth』や美容機器の『Brighte』が好調に伸びており、一定の『ヒットの再現性』が作れたと考えている。これからは美容に限らず、さまざまなジャンルにおいて新規ブランドをデビューさせ、成長させていく」と話している。

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