ポーラ、愛媛県新居浜市と連携協定 産後ケアアプリを活用

化粧品訪販最大手のポーラ（本社東京都、及川美紀社長）は9月27日、愛媛県新居浜市と連携協定を締結した。ポーラが運用している産後ケアアプリ「mamaniere（ママニエール）」を活用した妊婦・産後の女性支援事業の協働が目的だとしている。

ポーラと新居浜市の協定では、「産後の女性の身体的精神的負担の軽減につながる情報の提供」「出産、子育てを社会全体が理解し支える社会的気運の醸成につながる取り組み」「新居浜市圏域の子ども・子育てに関する情報の発信および啓発活動の実施」を目的にしている。

「ママニエール」は、産後の生活を健康で楽しく豊かに過ごすための情報を、一人一人の今の状態に合わせて配信してくれるアプリ。ポーラ化成工業が独自に研究した顔分析技術を活用。顔の写真を撮ると、からだの疲労傾向度や心の状態、心拍数レべルなどを分析する。

分析結果を基に、産後の母親の状態や赤ちゃんの月例を考慮して、お薦めの情報やサービスを提案するという。提携サービス内で、アプリ限定クーポンも配布できるとしている。