グリーンコープ共同体、紙媒体の一律配送を中止 紙資源の削減を推進

西日本を中心に16の生協で構成されている一般社団法人グリーンコープ共同体（本部福岡県、日高容子代表理事）はこのほど、組合員への紙の販売カタログの一律配送を中止した。ウェブやアプリでの注文と選択できるようにする。

これまでグリーンコープでは紙の販売カタログ「カタログGREEN」をすべての共同購入組合員に送付し、注文を受けてきた。紙資源の消費を少しでも削減するため、グリーンコープでは専用アプリやウェブ経由での注文も受けられるよう、段階的に体制を整備してきた。現在では専用アプリやウェブ経由での注文も一定の割合に達しているという。

このため、専用アプリやウェブで注文する組合員は「紙のカタログ（カタログGREEN本誌）の配送を希望しない」と選択できるようにした。これにより、グリーンコープで用いる紙資源を大きく減らせるものと期待しているという。アプリやウェブを十分に使えない組合員は、これまでと変わらずに紙のカタログを見て注文できる。