同分科会は、食品の容器包装に記載される栄養成分などの情報について、QRコードを用いて一部をデジタル表示で代替することを目的に、デジタル表示の方向性や技術的課題を検討していく。
初会合では、消費者庁が、世界各国の食品のデジタル表示の状況について紹介した。
米国では、製造業界団体が始めた「SmartLabel(スマートラベル)」というサービスが提供されている。
パッケージ記載のQRコードを読み取ると、パッケージに収まらない情報を追加で知ることができる。
プラットフォームへの情報の入力は事業者が行うという。登録ブランド数は約1000ブランド、製品数は10万点となっている。
韓国は2022年8月から、乾麺や飲料、健康食品の原材料名や栄養情報をデジタルプラットフォームで確認できる、プラットフォームの構築事業が行われている。2023年7月時点で、参加企業は20社、56品目が参加していたという。