EC化率は同0.9ポイント増の1.9%になった。店頭受取比率は同4.1ポイント減の83.9%となっている。店舗で完売した商品をECサイトで受注生産したり、EC限定でアウター衣料と肌着の取り扱いサイズを拡大したりするなど、実店舗とは異なる施策で売り上げを伸ばしている。
「秋冬物の先行予約販売を実施したことで、気温が高い状況下でも多くの受注を獲得できた。特にインフルエンサーとコラボしたウール混ニットなどの上質な素材を使用した高価格帯商品が好調だった」(鈴木誠社長)と話す。
昨年12月から開始した越境ECでは、香港、台湾、米国、東南アジアからの受注が売り上げの約85%を占めている。越境ECでもキャラクターやインフルエンサーとのコラボ企画商品が好調だという。
2025年2月期の通期では、EC売上高が100億円の大台を突破する見通しだ。