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2024.10.11

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ヤクルト本社、空容器を回収・再資源化 千葉の商業施設で試験的に実施

「ユニモちはら台」に設置された回収ボックス

ヤクルト本社は9月14日から3日間、千葉県市原市の大型商業施設「ユニモちはら台」において飲用後の空容器の回収・再資源化テストを実施した。

千葉県市原市は、2023年5月に「市原市ポリスチレンケミカルリサイクルシステム推進協議会」を設立。市民や団体、企業、行政が一体となって、使用済みポリスチレン製品のケミカルリサイクルを推進しており、現在、市内の公共施設など14カ所の拠点で、使用済みポリスチレン製品の回収を行っているという。

今回の取り組みは、同協議会において、使用済みポリスチレン製品の回収量の増大を目的に発足した作業部会「乳酸菌飲料容器水平リサイクル検討部会」への参画がきっかけ。同検討部会で、回収拠点を流通店舗とした乳酸菌飲料容器の企業回収を行うことが検討され、最初の回収拠点として、協議会会員でもある大型ショッピングモール「ユニモちはら台」で実施することが決まったという。


▲飲用後の空容器の回収の様子

今回のテストは、不要となったランドセルや学用品のリユースを目指す「ユニモの不用品回収プロジェクト」の一環として実施され、3日間で約1400本の容器を回収した。回収した空容器は、東洋スチレンのケミカルリサイクルによる、「もう一度、容器に生まれ変わる”水平リサイクル”」の実証のための試験研究に使用するという。

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