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2024.10.18

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イングリウッド、2024年8月期 連結売上63.8%増 BtoC、BtoBともに好調

冷凍宅配食の定期便サービス「三ツ星ファーム」などを展開するイングリウッド(本社東京都、黒川隆介社長兼CEO)の2024年8月期の連結売上高は、前期比63.8%増の242億円だった。BtoC事業では、「三ツ星ファーム」以外の自社D2Cブランド「Aurelie.(オレリー)」「AKNIR(アクニー)」も好調だった。BtoB事業であるリテール事業者向けのマーケティング・コンサルティング支援においてもソリューションの強化が売上高の拡大につながった。

「三ツ星ファーム」は2021年6月のサービス開始以降、デジタルマーケティングを駆使し、累計販売食数は1800万食を超えている。2024年2月時点で1000万食を超えており、今年に入り、800万食を販売している。

2024年5月に、女優でタレントのMEGUMIがプロデュースしたスキンケアブランド「Aurelie.」をリリースしたことも、売上高の拡大に寄与しているとみられる。

BtoB事業では、企業の戦略策定、認知拡大方法、新規顧客獲得策、CRM、フルフィルメント、採用などの支援を行っている。「三ツ星ファーム」などのBtoC事業で培ったノウハウが、BtoBにおけるマーケティング・コンサルティング支援にも生きるという。

ミッションを刷新


イングリウッドは2024年8月期をもって、20期を終えた。これから新たな成長拡大フェーズとして、ビジョン・ミッション・バリューを刷新した。ビジョンは「リテールに革命を」、ミッションは「商品を通じて生活を豊かにする。そのために最速でソリューションを構築する」、バリューは「個を伸ばし、チームを強化する」「全速前進」「革新の追求」だ。

「国内のリテール市場規模は約150兆円と、国民の生活を支える巨大産業だ。しかし、素晴らしい商品を保有する多くの企業がDXを中心としたパラダイムシフトに対応できていないのも現実。当社は創業以来、蓄積したビッグデータの解析と活用実績、そのナレッジに基づき、クライアントの利益最大化に向けて課題を解決していく」(黒川社長兼CEO)と決意を話す。

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