「田野屋塩二郎」の完全天日塩は、海水を天日と職人の手の感覚だけで作り出す。火を一切加えず、1~2カ月をかけて、じっくり作り上げる。甘い・しょっぱい・辛い・すっぱい・苦いのバランスを重視し、口の中にうま味が残ることを追求した。
番組では、「完全天日塩という究極の塩で出資者である虎と視聴者を驚かせたい」と、「通販の虎」だけのために作り上げた究極の塩を紹介した。ただの塩ではなく、高知県産切り干し大根と広島県産カキ、千葉県産アサリの吸い物、北海道産毛ガニなど、日本料理を感じられる塩を開発した。
従来のしょっぱい塩ではなく、日本料理に合った塩を開発したことで、出演者からの反応も良かった。ユーチューブの再生回数は10月16日時点で前編が36万回、後編が34万回を超えている。独自の塩の魅力が、「通販の虎」で広がり、売り上げの拡大につながった。