リモートワークによる在宅勤務やオンライン学習がより一般化したことで家にいる時間が増え、自宅のキッチンはフル稼働状態になると予測した。しかし、自動調理システムが普及し、AIが個人に必要な栄養素と好みを完全に理解し、最適な食事を提案・調理してくれるようになるとする。
また、手の込んだ創造的な料理を自宅で学ぶサービスが普及することで、人間は「料理を完全なる趣味」として捉え「特別な記念日の手作り料理」などを楽しむようになるとしている。
自動で洗浄してくれるキッチンや調理家電、おそうじロボットの登場で、人間の手で掃除することは、ほぼなくなるという。さらに、汚れが付きにくく落ちやすいコーティングが施された調理台やシンクも一般的になり、これらの効果で2024年に比べてキッチンの汚れは70%減少すると予測した。
ヘルシーブームを受け、動物の肉を使用しない代替肉が普及することで、新たな悩みとして植物由来の油汚れや植物繊維汚れなど新たな汚れが発生するかもしれないとしている。
ダスキンの広報室は「『AIと考える 汚れ・おそうじ 未来予測2044』を通じて、未来に向けた自分らしい生き方、暮らし方を考えてみるのもいいかもしれない」とコメントしている。