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2024.10.24

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ティグリス・ジャパン、30万ケース販売目指す アートラベルの飲料水を発売

リラクゼーションドリンクの企画・販売を手掛けるティグリス・ジャパン(本社東京都、荒木貴裕代表)は10月10日、知的障害のある作家のアートをラベルに施した飲料水「トゥモロー・ウォーター」を、ECサイトと首都圏のNewDays店舗(一部店舗除く)にて発売した。年間30万ケースの販売を目指す。

販売初日に「楽天市場」のリアルタイムランキングの水カテゴリーにおいて1位を獲得するなど、EC販売の出足が好調だという。「Amazon」では、10月中に定期便による販売を開始する計画だ。

同商品は知的障害のある作家のアートデータのライセンスを管理しているヘラルボニー(本社岩手県、松田崇弥代表、松田文登代表)と共同で開発した。障害のある人の作家活動をサポートする企業として、売り上げの一部がヘラルボニーを通じて作家に支払われる仕組みとなっている。

「直近20年間で水市3.5倍に拡大した。現状、採水地やエコボトルなどを強みに売り出されている水が多いが、今回は水を通じて、社会貢献やアート性という新しい価値の提案をしていきたい」(ティグリス・ジャパン ビジネスプロデューサー兼ブランドマネージャー 上田将大氏)と話す。

水全体の国内市場が年間3億~6億ケースであることから、0.1%を占める30万ケースを年間販売目標としている。

現状、3種類のデザインを展開しているが、今後はアートの種類を増やしていきたい考えだという。

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