EC事業の売り上げは、0.1%増の118億7000万円だった。
カタログ通販、テレビ通販、ECの売り上げの一部で構成された「クロスメディア事業」の売り上げは、7.8%減の63億1000万円だった。
コロナ禍からの反動の影響があり、通販全体の売り上げは微減となった。カタログの部数、ページ数が減少したことも影響したという。
同社では、各店で行っていた出荷作業を共通の倉庫で一元化し、配送のリードタイムを短縮するなど、オンラインストアの利便性向上に取り組んできたという。
2024年8月には、主力商品である化粧品の専門オンラインストア「TBEAUT(ティービュー・ティー)」も開設した。
今後も、顧客のニーズに基づいた品ぞろえの拡充や、利便性を高める取り組みを同時に推進していくという。
実店舗を持つ強みを生かし、店頭とECの相互送客を行うことによって、顧客接点を創出。新たな顧客の獲得や、売上高の増大につなげていくとしている。