アリババグループ傘下で国際EC事業を担当する、Alibaba International Digital Commerce Group(アリババインターナショナルコマースデジタルグループ)はこのほど、日本市場向けの越境ECアプリ「TAO(タオ)」をリリースした。300万点以上の豊富な商品ラインアップで展開する。
アリババグループのECプラットフォーム「淘宝(タオバオ)」の豊富な経験を生かし、10月8日に「TAO」をオープンしたという。
「TAO」の運営は、TAOBAO(SINGAPORE)E―COMMERCE(タオバオシンガポールイーコマース、本社シンガポール)が実施する。
「TAO」では高品質な商品をリーズナブルな価格で提供するという。アパレル・アクセサリー、インテリア家具、家庭用収納、バス寝具、アウトドアキャンプ、ペット用品、調理器具、オフィス用品など、日本のユーザーニーズや趣味・嗜好を踏まえた商品を厳選しているという。
専門の日本語カスタマーサービスチームも設け、チャット・電話・メールで対応するという。
Alibaba International Digital Commerce Groupは、日本のユーザーにより良いサービスを提供するため、日本国内に「淘宝日本株式会社(本社東京都)」を設立したとしている。「TAO」は、日本市場に深く根付いた信頼されるECプラットフォームを目指すという。
今後、日本ユーザーのニーズを踏まえ、ネットショッピングの利便性や快適さを向上させるため、順次アップデートを行っていくとしている。
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