オープニングでは、各国のサミットメンバーがランウェイをパレードして会場を盛り上げた。初めに田嶋隆志社長が、今期の取り組みとビジネス展望について語った。
9年ぶりにWLI(ワールドリーダーシップインビテーショナル)の開催もあり、全世界で600人以上が達成したことを報告。2025年1月に、NPUSA10周年と合わせて米国ラスベガスで開催する。
田嶋社長は、超少子高齢社会を乗り越えるために、ソーシャルネットワークビジネスを通して雇用創出に貢献していくことを掲げた。ナチュラリープラス会員の平均年齢は60歳(海外は53歳)。ボーナス取得者数は、60歳以上で10万8718人。70歳以上で5万6401人。80歳以上で1万7028人。90歳以上は2188人。100歳以上は79人に達する─というデータを提示しながら、「ナチュラリープラスビジネスが目指すソーシャルネットワークビジネスの定義は、誰もができるビジネスモデル。そのことをこの数字が証明している」と自信を示した。
▲世界13ヵ国から総勢6316人が参集した会場の様子
そして、口コミという伝統のあるビジネススタイルにデジタルを融合させることで、ナチュラリープラスビジネスを地球規模で行うことができ、これがこれからの社会を切り拓くと確信していると宣言。
そのために今期、NPGLに公式アプリ「CONPUS(コンパス)」を導入することを発表した。これによって、世界規模でのデジタルプラットフォームを強化し、グローバルワンツリー構想の実現に向けて本腰を入れていくという。
「ミドリムシが地球を救う~白のユーグレナ、その先へ~」のプログラムでは、初めにユーグレナ社 出雲充社長のビデオメッセージを放映。出雲社長が、白のユーグレナの開発に言及した。「スーパー・ユーグレナ パラミロンARX」のパラミロン含有率は、業界最高水準55%以上のユーグレナグラシリス EX55であるが、今回、もっと高含有で”真っ白”なユーグレナを、ナチュラリープラスとユーグレナ社との共同開発によって、コンプレックス原料に設計して提供することを発表した。
続いて、ユーグレナヘルスケアカンパニー 福本拓元会長が田嶋社長と対談。ユーグレナの研究は、五つの研究開発体制において行っており、パラミロン含有率を高めるための作り方や最新の研究内容を解説したほか、バイオ燃料製造プラントの建設が決定したことを報告した。
UNIVAグループのプログラムでは、UNIVAグループ 会長兼グループCEOの稲葉秀二氏も講演。
▲「FESTA2024」会場
稲葉会長は、日本の高齢化率が現在29.1%の世界トップで、高齢化、少子化、人口減少が進んでいることを挙げ、単身の高齢者が増えるとともに、高齢者の孤独死も増えていることを憂慮。「個人が孤独になって孤立していくことによる社会的課題を、ナチュラリープラスの行うソーシャルネットワークビジネスが解決する一助になる」とスピーチした。
また、ナチュラリープラスの、65歳以上の高齢者の会員のうちの、5.8人に1人がボーナスを取得しており、これは全年代平均と同じであることから、「高齢者であっても収入を得られるのがナチュラリープラスビジネスだ」と強調した。
そして将来、現在の日本のように、同じような社会問題に直面することになる世界の道標となって、地球全体を健康に導き、世界中にナチュラリープラスを通じて、100万人の笑顔を皆さんとともに作り出したいと呼びかけた。
イベント最後は、20ミリオネアを達成した瀧藤三鎮子さんが表彰され、スピーチした。表彰式ではこのほか、新CFC3人(台湾、シンガポール、マレーシア)をはじめ、新サミット、新スピリットが多数ステージに登壇して祝福された。