省エネ商材を販売する日本住宅総合開発(本社愛知県)をグループ傘下に持つプロメテックスホールディングス(本社愛知県、加藤皇大社長)は10月、カンボジアに現地法人「プロメテックス ソーラー カンボジア」を設立した。
近年、カンボジアは急速に経済が発展しており、安定したエネルギー供給が課題となっている。現状、カンボジアの再生可能エネルギーによるエネルギー比率は10%程度とされており、石炭や水力発電への依存が続いているのだという。
再エネ比率が低い課題の解決に向け、同社がカンボジア市場に参入し、持続可能なエネルギー社会の実現に向けて始動していくこととした。同社が、日本で培ったソーラーパネル技術を活用して、現地の企業や家庭向けに再エネを提供していく。
さらに、カンボジア周辺諸国への輸出事業も強化し、ASEAN全体がエネルギー自給率を向上することをサポートしていくことを目標としている。
2030年までに全世界でのカーボンニュートラル達成も目指す。加藤社長は、「今回の会社設立は、私たちが掲げる持続可能な未来の実現に向けた重要な一歩。カンボジア市場の発展に貢献して、地域社会とともに成長していけることを楽しみにしている」とコメントした。
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