CLOSE
CLOSE

2024.11.08

ニュース

総合通販

QVCジャパン、地方創生につながる配信を実現 福島でライブコマースを実施

「QVC POP-UP Live」を配信

テレビ通販大手のQVCジャパン(本社千葉県、伊藤淳史CEO)はこのほど、福島・いわき市のワンダーファームからライブコマース配信「QVC POP-UP Live」を配信した。従来のスタジオから飛び出し、地方から配信を行うことで、商品販売に留まらない地方創生につながる配信ができたという。

今回、ライブコマースを配信したワンダーファームは、1年間を通じてトマト狩りを提供したり、採れたてトマトや地域食材を堪能できるトマトのテーマパークだ。配信では、お薦めのトマト味噌、トマトスープ、トマトジュースを詰め合わせたワンダーファームスペシャルセットをはじめ、フレッシュなトマトのうま味を詰め合わせた商品を生産地から紹介した。

ライブコマース配信を実施することにした経緯について、「地方と地方、人と人のつながりを大切に考える、未来へ向けた新しい形の地域社会への活動として、QVCは地方創生活動を展開している。QVC地方創生・福島編の一部として、皆さんがまだ知らない福島の魅力、おいしい食べ物、活発な地域文化をQVCのお客さまにお届けするため、『QVC POP-UP Live』を行うことにした」(販売戦略iCommerceチーム スーパーバイザー・趙就氏)と話す。

ライブコマースの配信はQVCの公式ホームページにある「QVC POP-UP Live」の特集ページにて配信した。アカウント登録の必要がなく、誰でも簡単にスマホから配信に参加できるという。

配信の手応えについて、「生産者が直接『QVC POP-UP Live』に出演し、商品の魅力、商品開発のこだわりなどを直接お客さまに伝えることができ、配信を見ていただいたお客さまも商品に興味津々だった。現地の美しい風景を背景に配信することで、福島の雰囲気と魅力がより一層お客さまに伝わり、『現地に行ってみたい』などの声もあがっていた」(同)と話す。

視聴者は現状、既存顧客が多かったという。今後は社外へのプロモーションも強化し、新規顧客にも配信を届けるよう努めていく。

「『QVC POP-UP Live』は小ロットでも取り扱い可能なため、オンエアで紹介するほどの在庫を確保できないメーカーやベンダーの商品を取り上げることができる。さらにスマホ一つで配信ができるため、身軽に出張配信も可能だ。これらのメリットを生かし、地方創生のために、福島に限らず、いずれは日本各地の魅力的な商品を紹介していければと考えている」(同)と展望を話す。

無料メールマガジン登録 人気の記事や編集部のおすすめ記事を配信
登録することで、個人情報保護方針に同意したものとみなされます。

タグ:

おすすめの記事

PICK UP


人気の記事

RANKING

新聞のご紹介

日本流通産業新聞

詳細・購読はこちら