D2C事業部/開発マーケティンググループの井上治紀氏
味の素は10月16日、通販限定のプレミアムスープ「クノール 贅沢野菜」シリーズから季節限定商品である「クノール 贅沢野菜」<北海道スイートコーン>今夏採れたてヌーヴォーコーンを発売した。昨年の販売実績よりも20%増となる約25万箱の販売を目指す。
同商品は甘さと旬のおいしさを詰め込んだ、北海道で今夏採れたスーパースイートコーンのみを使用している。原料のスーパースイートコーンにもこだわりがある。
指定農場で丹精に育て、”コーンレンジャー”と呼ばれる生産管理担当者によって、気候や温度変化に応じた徹底した管理が行われている。一般的には使用していない特別なトウモロコシを使用している。
味の素は昨年も採れたてのスイートコーンを使用した「クノール 贅沢野菜」を販売している。
「昨年までは当社のECサイト『味の素ダイレクト』のお客さまに向けて展開していたが、今年はより多くの人に商品を知ってもらいたいと思っている。そのため、PRの仕方が違う」(D2C事業部/開発マーケティンググループ・井上治紀氏)と説明する。
獲得したい顧客層にも変化がある。
「『味の素ダイレクト』を利用するお客さまは60代以上の人が多い。自分用や孫のために購入してくれるが、今年はもう少し年齢層が若い30代からの購入も目指していきたい。商品のことを考えると、決して30代の人に刺さらない商品だとは思っていない」(同)と話す。
▲限定商品の販売開始商品発表会では、タレントの菊地亜美や4人のインフルエンサーを招き、乾杯のセレモニーやトークセッションを実施した。
商品のPR方法についても、「菊地亜美さんや4人のインフルエンサーとともにさまざまな仕掛けを展開していきたい。芸能人として確かな認知を誇る菊地亜美さんのほか、料理研究家のインフルエンサーもいるため、ある特定層だけでなく、幅広い人に商品を知ってもらえると思っている」(同)と話す。
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