東京都は11月1日、美容液や育毛剤を定期ECで販売していたLIALUSTER(リアラスター、本社東京都、高橋史弥社長)やhairju(へアージュ)、TRIBE(トライブ)など3社に対して、特定商取引法の誇大広告などを認定し、3カ月間の業務停止命令を行った。東京都によると、東京都の消費生活センターに寄せられた相談件数は、「会社別で見てもかなり上位に入る」(消費生活部取引指導課)と話している。
東京都によると、リアラスターとへアージュの名前で美容液や育毛剤を販売し、実際の商品発送などの業務はトライブが行っていたとしている。3社の代表である高橋史弥社長は、「リアラスターとへアージュはブランド名。名前を使っただけ」と話しているという。ただ、東京都によると、「代表の高橋氏は、場面場面で話す内容が変わる」(消費生活取引指導課)としている。
東京都によると、へアージュとトライブは、育毛剤の広告において、「白髪を黒く戻しながら黒い毛を増やしていく白髪撃退法」「自分の髪色が戻る」などと表示していたが、広告に表示していた効能について、表示の根拠がなかったとしている。
リアラスターについては、21年度から合計271件の相談が寄せられていた。へアージュについては2020年度から5年間で1161件の相談が寄せられていたとしている。
続きを読むには会員登録
(無料)が必要です。
会員登録していただくと、すべての記事が制限なく閲覧でき、
著者フォローや記事の保存機能など、便利な機能がご利用いただけます。
無料メールマガジン登録 人気の記事や編集部のおすすめ記事を配信