東京都によると、リアラスターとへアージュの名前で美容液や育毛剤を販売し、実際の商品発送などの業務はトライブが行っていたとしている。3社の代表である高橋史弥社長は、「リアラスターとへアージュはブランド名。名前を使っただけ」と話しているという。ただ、東京都によると、「代表の高橋氏は、場面場面で話す内容が変わる」(消費生活取引指導課)としている。
東京都によると、へアージュとトライブは、育毛剤の広告において、「白髪を黒く戻しながら黒い毛を増やしていく白髪撃退法」「自分の髪色が戻る」などと表示していたが、広告に表示していた効能について、表示の根拠がなかったとしている。
リアラスターについては、21年度から合計271件の相談が寄せられていた。へアージュについては2020年度から5年間で1161件の相談が寄せられていたとしている。