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2024.11.15

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東京都、「相談件数はかなり多い」 リアラスターなど3社を業務停止に

誇大広告が指摘された広告の写真

東京都は11月1日、美容液や育毛剤を定期ECで販売していたLIALUSTER(リアラスター、本社東京都、高橋史弥社長)やhairju(へアージュ)、TRIBE(トライブ)など3社に対して、特定商取引法の誇大広告などを認定し、3カ月間の業務停止命令を行った。東京都によると、東京都の消費生活センターに寄せられた相談件数は、「会社別で見てもかなり上位に入る」(消費生活部取引指導課)と話している。

東京都によると、リアラスターとへアージュの名前で美容液や育毛剤を販売し、実際の商品発送などの業務はトライブが行っていたとしている。3社の代表である高橋史弥社長は、「リアラスターとへアージュはブランド名。名前を使っただけ」と話しているという。ただ、東京都によると、「代表の高橋氏は、場面場面で話す内容が変わる」(消費生活取引指導課)としている。

東京都によると、へアージュとトライブは、育毛剤の広告において、「白髪を黒く戻しながら黒い毛を増やしていく白髪撃退法」「自分の髪色が戻る」などと表示していたが、広告に表示していた効能について、表示の根拠がなかったとしている。

リアラスターについては、21年度から合計271件の相談が寄せられていた。へアージュについては2020年度から5年間で1161件の相談が寄せられていたとしている。

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