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2024.11.18

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ポーラ、2024年1-9月期 委託販売売上高は10%減 成長店舗群は増収も店舗数減

ポーラの2024年1‐9月期(第3四半期)の委託販売チャネルの売上高は、前年同期比10.0減の409億9900万円だった。オンライン接点を確保し、エステや肌分析を積極的に提供する成長途上のサロン店舗群が増収したとしている。一方で、サロン店舗数が減少したことにより、減収につながった。

ポーラは7月、パーソナル化粧品「アペックス」をリニューアル発売した。これによって、顧客接点の増加につなげることができたという。

成長店舗群は、1~6月にもまして伸長した。

一方で、サロンの店舗数は減少しており、顧客接点の減少が、顧客数の減少につながったとしている。

サロン店舗数は、2023年12月末時点と比較して102店舗少ない、2561店舗となった。

8月に発生した宮崎県の日向灘地震や、天候不順といった外部環境が影響し、想定を下回ったとしている。

ポーラ・オルビスホールディングスでは、ポーラの委託販売チャネルの売上高として、通期で580億円を計画しているという。第3四半期の結果を受け、目標達成のハードルが高まっているとしている。

ポーラの2024年1-9月期の全体の売上高は、前年同期比6.2%減の683億3300万円だった。営業利益は、同16.4%減の77億6400万円だった。
 
ECチャネルの売上高は、前年同期比6%増の47億8300万円だった。広告投資を一時的に抑制したことにより、増収率は鈍化したが、営業利益は確保できたとしている。

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