ポーラは7月、パーソナル化粧品「アペックス」をリニューアル発売した。これによって、顧客接点の増加につなげることができたという。
成長店舗群は、1~6月にもまして伸長した。
一方で、サロンの店舗数は減少しており、顧客接点の減少が、顧客数の減少につながったとしている。
サロン店舗数は、2023年12月末時点と比較して102店舗少ない、2561店舗となった。
8月に発生した宮崎県の日向灘地震や、天候不順といった外部環境が影響し、想定を下回ったとしている。
ポーラ・オルビスホールディングスでは、ポーラの委託販売チャネルの売上高として、通期で580億円を計画しているという。第3四半期の結果を受け、目標達成のハードルが高まっているとしている。
ポーラの2024年1-9月期の全体の売上高は、前年同期比6.2%減の683億3300万円だった。営業利益は、同16.4%減の77億6400万円だった。
ECチャネルの売上高は、前年同期比6%増の47億8300万円だった。広告投資を一時的に抑制したことにより、増収率は鈍化したが、営業利益は確保できたとしている。