オイシックス・ラ・大地は、グループ傘下の大地を守る会と、らでぃっしゅぼーやの2024年4-9月期(中間期)の業績を発表した。「大地を守る会」は前年同期比で会員数が減少、「らでぃっしゅぼーや」は会員数が増加した一方で、ライトユーザー比率の増加に伴う会員1人当たりの月間購入金額が低下したことからそれぞれ減収決算となった。
大地を守る会の売上高は、前年同期比8.0%減の53億円、営業利益は同7%減の7億2000万円だった。
定期会員数は同6.0%減の3万6394人。サービス作りが順調に進み、新規プロモーションコストを段階的に投下できる状況となり、第1四半期から継続的に純増傾向にあるという。会員1人当たりの月間購入金額は、季節品の予約や高単価食材の販売が好調で、購買単価と頻度が前年同期比で増加した。その結果、前年同期に比べ4.0%増の2万4432円だった。
▲大地を守る会の会員1人当たりの月間購入金額らでぃっしゅぼーやの売上高は同1.0%減の81億9000万円、営業利益は同7.0%増の7億4000万円だった。定期会員数は、前年同期より4.0%増の7万2260人だった。第1四半期で大幅に増加したことで第2四半期は微減だったものの、下期以降も増加を見込む。
会員1人当たりの月間購入金額は同8.0%減の1万6570円。配送料改定により購入単価は向上したものの、会員数増加に伴うライトユーザー増の影響により購入頻度は低下した。
続きを読むには会員登録
(無料)が必要です。
会員登録していただくと、すべての記事が制限なく閲覧でき、
著者フォローや記事の保存機能など、便利な機能がご利用いただけます。