公益社団法人日本通信販売協会(JADMA、事務局東京都、梶原健司会長)は11月21日、先進的な施策を実施しているEC事業者を表彰する「次世代コマース大賞2024」の受賞企業を発表した。大賞は谷治新太郎商店が運営する卒塔婆通販の「卒塔婆屋さん」が受賞した。特別賞には、オールインワンの卸売プラットフォーム「goooods(グッズ)」を運営するグッズを選出した。1月21日には、受賞企業が登壇する記念講演をオンライン開催する。
JADMAが主催する「次世代コマース大賞」(「Next-generation Commerce Award」からり改称)は、EC分野において、消費者のニーズに対応した先進的な施策を展開している事業者を表彰するイベント。このほど「次世代コマース大賞2024」の受賞企業を発表した。
大賞には、ニッチな商材である卒塔婆をECで販売する「卒塔婆屋さん」を選出した。
選出理由として、1本当たりの単価や利益額が低く、1本仕入れると字を書く必要があり手のかかる商品である卒塔婆をECで注文でき、印刷や筆耕も対応可の非常にユーザー思いのサービスであることを挙げている。
1本からでも注文でき、宗派などによって異なる多種多様な注文内容を生産管理システムとつなぎ、工場との連携もスムーズに行うなど、いわゆるメーカー通販の仕組みとしても優れていると称賛した。
特別賞には、オールインワンの卸売プラットフォーム「goooods」を選出した。
選出理由には、こだわりや思いにフォーカスしている仕入れサイトであり、卸売りでは作り手の思いとは違う形で売られるケースもあるが、そのようなミスマッチングも起きにくい仕組みとなっており点を挙げた。
1月21日には、「次世代コマース大賞2024」大賞を受賞した谷治新太郎商店代表取締役の谷治大典氏と、特別賞のグッズ代表取締役社長CEOの菅野圭介氏が登壇する受賞記念講演をオンラインにて開催する。参加費は無料で、JADMAのウェブサイトから参加の申し込みを受け付けている。
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