CLOSE
CLOSE

2024.12.02

商品

住設機器

ダスキン、2024年4‐9月期 家庭用の清掃用具レンタルは2.7%減 家庭用営業専任組織とデジタルで成果

ダスキンの2024年4‐9月期(中間期)における訪販グループの主力のクリーンサービス事業は、家庭向け、事業所向け共に減収した。家庭訪販事業の売上高は前年同期比2.7%減、事業所市場は同1.0%減だった。
 
訪販グループは、主力のクリーンサービス事業が減収となったものの、ケアサービス事業が増収となり、売上高は前年同期比0.6%増の537億4300万円だった。経費の増加や原材料費などの高騰の影響があったものの、RFID取り付けが前期中に概ね完了したことに伴う原価減少により、営業利益は同17.3%増の30億7300万円だった。

家庭向けの中心商品であるモップ商品は、前期3月に発売した新商品「ペット用おそうじモップセット」(ペット用フロアモップとモップクリーナーのセット)が順調に推移したことに加えて、「家庭用営業専任組織」の活動が新規客獲得に成果を挙げつつあるという。さらに、デジタルチャネルでの受注件数が増加したことで前年同期並みの売り上げとなった。

その他の商品では、前年同期に新発売した「ミッキー&ミニー台所用スポンジ」「ふんわり包まれまくら」「からだ支える快眠マットレス」などの売り上げが反動により減少した。

ケアサービス事業のお客様売り上げは、「ホームリペア」(住まいのピンポイント補修)は減少したものの、好調なエアコンクリーニングを含めて「サービスマスター」(プロのお掃除サービス)が増加したほか、「メリーメイド」(家事代行サービス)、「ターミニックス」(害虫獣の駆除と総合衛生管理)、「トータルグリーン」(緑と花のお手入れサービス)は増加した。

「ヘルス&ビューティー」事業は、前年同期比0.1%減の8億8200万円だった。

無料メールマガジン登録 人気の記事や編集部のおすすめ記事を配信
登録することで、個人情報保護方針に同意したものとみなされます。

タグ:

おすすめの記事

PICK UP


人気の記事

RANKING

新聞のご紹介

日本流通産業新聞

詳細・購読はこちら