主力のメニュー商品(ミールキット)売上高が同6.6%減の27億6800万円、特売商品の売上高は同18.0%減の1億3000万円だった。
生活必需品やエネルギー価格の高止まりと、実質賃金の伸び悩みなどが影響したという。
主力メニュー商品は、一定期間注文がない顧客への確実な声掛けや、魅力あるメニュー商品の投入を積極的に行った。年末商戦は、これまでより約1カ月早い9月から先行予約を受け付けて受注を増やす。
新たな取り組みとして、一部地域のみで販売していた「栄養コントロール弁当」を全営業所での取り扱いを始めた。2食分から注文でき、栄養価を気にする人や生活習慣病などにより食事制限がある人も手軽に利用できる冷凍弁当。認定栄養ケアステーションと提携し管理栄養士へ直接相談できるサービスも付加した。
販管費は「自由な働き方」に対応した人材の採用を積極的に行い、固定費を変動費化させた効果が表れてきたことで人件費が減少し、前年同期より5900万円減の11億4300万円となった。