フェリシモは11月28日、東京でワンピースを販売するポップアップストアを開設した。同イベントの開催は夏季に続く2回目で、フェリシモ内のブランドを横断した150種類をそろえる。開催初日から多くの人が訪れ、好調な出足だった。イベントは12月25日まで開催する。
「フェリシモのワンピースショップ」は、夏物を販売した5月27日~6月9日の開催に続く2回目だ。前回も反響が大きく、想定以上の手応えがあったという。
ワンピースのみにフォーカスした理由について、「30~50代の女性を中心に、ワンピースはフェリシモウェブサイト内の検索キーワードでも常に上位にランクインするほど人気。サイズ選びがしやすく、通販に向いている商品であることから、『ワンピースと言えばフェリシモ』の思いで注力している。実店舗では一部の商品に偏りが出ることはデメリットとなりがちだが、ワンピースだけで1000種類以上もそろえられるのは通販ならではのメリットだ」(O2O事業開発部・鈴木学部長)と説明した。
前回は都内の駅前で開催したが、今回はショッピングセンター内で開催している。開催場所による効果も検証しているという。イベントでの接客は代行業者が担当する。
▲会場の様子「スタッフとは密に連携をとっていて、ベテランとして活躍する人もいる。着回しや時短がトレンドとなり、ワンピースの人気が高まっている。一人一人に似合うものを提案していきたい」(同)と話した。
リアルイベントを開催することで、オンラインでの購入ハードルを下げたい考えだ。
「実際に商品を見て、スタッフと話すことで信頼を築けると思う。こだわりの詰まった商品がたくさんあるので、イベントをきっかけに通販も利用してもらいたい」(同)と意気込んだ。
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