小学館は11月21日、Tokyo Otaku Mode(TOM)の発行済み全株式を取得し、完全子会社化したと発表した。日本のコンテンツ産業について、海外向けECの強化など。海外事業の発展につなげるとしている。
TOMの取締役会長には、小学館の相賀信宏社長が就任。密接な協力関係で事業を行う。
TOMは、日本のアニメや漫画コンテンツを海外に発信し、コラボレーション商品の企画販売を行ってきた。ECサイトの会員数や取扱商品数を拡大している。
小学館は、TOMの事業を設立当初から評価しており、中でも海外向けの通販事業に関するノウハウを高く評価していた。
小学館は、本紙に「これまでの路線を堅持しつつ、これまで以上の努力をしていく。具体的な施策は未定だが、まずは枠組みを作った形だ」(広報室・積田氏)と話している。
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