松屋は11月27日、オムニチャネル型プラットフォームとして、新ECサイト「matsuyaginza.com(マツヤギンザドットコム)」を本格始動した。リアル店舗とデジタルを融合した取り組みで、配送だけでなく店頭での受け取りにも対応する。初年度売り上げ50億円、4年後200億円を目標に掲げる。
松屋銀座にショップを構えるブランドから、店内にないブランドまで、ラグジュアリーな商品ラインアップを行うという。国内外の富裕層との関係性を深める狙いがあるとしている。
ECサイトで事前に予約した商品を店舗で受け取れる。そのため、ユーザーは、商品を確保した上でスピーディーに購入できるという。
訪日外国人に対しては、免税手続きまで一貫して提供することができる。そのため、購入後に免税カウンターに並ぶ時間も手間も短縮できるそうだ。増加する訪日外国人のID化を推進し、リピーター化を図るとしている。
国内の利用者は、直接オンラインで購入することも可能だという。既存顧客の利便性向上と、国内外の新規ID顧客獲得を目指す。
同サイトの開設時の品ぞろえは、46ブランド、約1500点。1年後には150ブランド、5000点を取り扱う見込みだという。
さまざまなサービスやケアを備え、個々のニーズに合ったサービスを提供することにより、「百貨店の店舗同様に特別な買い物体験を得られるプラットフォームとして、店舗と共に成長していく」(松屋)としている。
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