広告費分割・後払い(BNPL)サービス「AD YELL(アドエール)」を提供するバンカブル(本社東京都、加藤毅之社長)は、BtoB取引の支払いをクレジットカードで延長できるサービス「Vankable 請求書カード払い」が、サービス開始から約3カ月間で申し込み数が初月比で225%となった。利用金額は当初計画の約3.5倍となった。
「Vankable 請求書カード払い」は三菱UFJニコスと協業して今年9月から開始した。支払期限をカードの引落日まで延長できるため、資金繰りを改善できる。
利用にはカード払いに切り替える請求書が必要となる。財務審査が不要なので書類提出や面談がいらず、融資やファクタリングなどの手間がなく、早期に利用できる。
10月31日にはこれまでファイルデータでの送付が必要だった請求書をマイページからアップロードできるようにした。アカウント登録からタイムラグがなく、請求書とカード情報の送付ができる。
バンカブルの加藤社長は「法人間取引においてキャッシュレス決済が徐々に普及しつつある一方で、請求書払いが依然として多く存在している。今後もサービスの細部まで改善し、キャッシュフローの課題解決に向けて、細やかに対応していきたい」と話している。
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