アマゾンは成長継続へ
売上高1位のアマゾン(日本事業)は、圧倒的な販売力と強固な物流インフラを武器に、年々、流通額を拡大している。2024年12月には、ふるさと納税に参入し、2025年はさらに成長しそうだ。
増収率1位の要因は?
増収率で見てみると、売上高50億円以上では、化粧品開発・販売のAiロボティクスが売上高を前期比280%増とし、1位となった。2024年9月には、東証グロース市場に上場した。
増収要因は差別化された商品力に加え、AIを活用したマーケティング力にある。独自のAIシステム「SELL(セル)」を活用し、効果的な広告運用を実現している。
売上高10億~50億円では、アパレルブランドを展開するyutori(ユトリ)が売上高を前期比74.9%増とし、1位となった。こちらも2023年12月に東証グロース市場に上場している。
時流に乗ったブランド開発に加え、強みのSNSマーケティングが効果を発揮し、高い成長を実現した。
両社とも高い商品力に加えて、他社と異なる強みを持つマーケティング力やテクノロジーで差を付けている。2025年も「商品×マーケティング×テクノロジー」の掛け合わせを効果的に実現できた企業が成長しそうだ。