ビィ・フォアード、モンゴルに子会社設立 低金利の自動車ローンを提供

中古自動車の越境ECなどを展開するビィ・フォアード（本社東京都、山川博功社長）は2024年12月12日、モンゴルに自動車ローン事業を手掛ける全額出資子会社を設立したと発表した。自社開発した自動車ローンを提供するという。サービスは、2025年1月1日から開始する予定だ。

今回設立した子会社「BE FORWARD FINANCE MONGORIA（ビィ・フォアード ファイナンス モンゴリア）ノンバンク金融機関」では、自社グループで取り扱った中古自動車について、購入の意思を示した顧客に限り、低金利な自動車ローンを提供していくという。

審査基準に基づき、迅速な審査を行っていくとしている。

同社では、モンゴルのマーケットにおいて、現地の人が中古自動車を買いやすくなる方法を検討してきたのだという。

現地に歩み寄った自動車ローンを提供するため、現地法人を設立したとしている。

同社では、（1）細やかなニーズをくみ取れるようにすること（2）過去から積み上げた販売ネットワークと、マーケット基盤とのシナジーを発揮すること─に重点を置きながら、準備を進めてきたという。

モンゴルで金融業を行うに当たっては、現地の金融規制委員会によって定められている特別ライセンスを正式に取得しているという。