水ボトルをアートに
アクアクララとデザインラボ「HONOKA(ホノカ)」は24年10月、アートフェスティバル「DESIGNART TOKYO(デザインアートトーキョー)」に出展。アートプロジェクト「Trace of Water(トレースオブウォーター)―水の痕跡―」の展示を行った。
「トレースオブウォーター」は、アクアクララが使用するリターナブルボトルの素材に着目したアップサイクルプロジェクトだ。
アクアクララは、環境に配慮し、洗浄して繰り返し利用できるリターナブルボトルを採用している。アクアクララとして、使用期限が過ぎたボトルを適切にリサイクルし、再資源化することをブランド目標としている。
「HONOKA」は、使用期限が過ぎたリサイクルされるウォーターボトルの美しい色彩や、吸湿した樹脂の特性からインスピレーションを受けた作品を展示した。
ポリカーボネートの耐衝撃性を生かした、障子のような構造の作品や、スツール、ペンダントライト、花器などを制作した。
▲ポリカーボネートの特徴を生かした作品
キューサイとコラボ開発
アクアクララでは24年7月、ケール青汁などで有名な大手健康食品メーカーのキューサイ(本社福岡県)とコラボした「KALE PROTEIN(ケールプロテイン)」を開発した。
スーパーフード「ケール」と植物性&動物性のプロテインをチャージできる「KALE PROTEIN」は、アクアクララの水にさっと溶ける酵母プロテインを使用している。
1杯あたり11グラムのプロテインと1食分の緑黄色野菜、鉄、亜鉛、ビタミンB6などを摂取できる。
アクアクララでは、「KALE PROTEIN」を、アクアクララの水宅配の既存顧客向けに特別価格で提供している。
アクアクララの水を使い続けるメリットを、異業種とコラボすることによって創出しているという。