バロックジャパンリミテッドの2024年3‐11月期(第3四半期)のEC売上高は、前年同期比3.1%増の79億2200万円だった。「ゾゾタウン」などのECモールの売り上げが好調だった。
自社ECを基盤としつつも、「ゾゾタウン」などのECモールの売り上げが好調に推移したことが増収につながったという。
同期は、予約商品を従来よりさらに拡充することに注力したそうだ。そのため、事前に反響を把握できるようになり、人気商品の販売を継続することができたという。
同社全体では、2024年の9月・10月度において暖冬の悪影響を受けたとしている。11月度は気温の低下に伴い、アウターが稼働し、客数が回復したという。
同社のEC事業でも、暖冬によって、アウターの販売時期が想定より後ろ倒しになったため、展開数・展開時期の調整が発生したそうだ。その中でも、「シーズンレスアイテム特集」などをLPで発信する施策を展開し、さまざまな視点から顧客へのアプローチを行ったとしている。
ブランドのSNSでは、季節を先取りするような商品を発信し、商品の購買意欲を促進。同時に、リアルタイムで使えるコーディネートを提案し、商品の訴求も行ったという。
こうした一連の施策を行ったことが、EC事業の伸長の一因になったとしている。
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