同社はこれまで、香水のサブスクECを展開してきた。約1000種類の香水の中から、4ミリリットル入りの香水を、毎月1種類配送する。2024年12月時点で、ECサイトの登録者数は約80万人となっており、順調に増加しているという。
「カラリアホーム」は、同社が蓄積している香りに関する嗜(し)好のデータを基に開発した商品だ。「ホワイトティー」「サボン」「カシス」「赤ワイン」の4種類の香りをラインアップしている。価格は180ミリリットル入りで税込3980円となっている。
▲「Coloria Home」
ターゲットは20~30代の女性。香水に興味があるが手を触れてこなかった層に対して、入り口商品として働きかける。
同商品は、アマゾンなどの自社EC以外でも販売する。同社が自社EC以外で販売するのは初めて。
南木社長は、「当社は、国内の香りの嗜好が高い人のデータを多数保有している。購入されやすい商品の単価も分かっており、今後、香りに関する複数ジャンルで、折地なブランドの商品開発を行っていく」と話している。