ポーラは1月22日、サロン・百貨店・ECのポーラの販売チャネルを横断したメンバーシッププログラム「ポーラ プレミアムパス」の登録者数が、2024年9月末までの1年4カ月で、100万人を超えたことを明らかにした。ポーラによると、「プレミアムパス」の登録者の方が、年間の購入単価や購入回数といった数値が高く、LTVが高いとしている。
「プレミアムパス」では、ユーザーがサロン・百貨店・ECのどのチャネルで商品を購入しても、過去の購入商品の情報などを基に、パーソナルなサービスを受けられる。ECで商品を購入した顧客であっても、「プレミアムパス」のIDを提示すれば、ポーラのサロンでの肌分析やエステを予約することができる。2024年11月には、ECで注文した商品をサロンショップで受け取れる「ショップ・デ・ピック」というサービスも開始した。
ポーラによると、「プレミアムパス」に登録したユーザーの方が、非登録のユーザーに比べて、年間の顧客平均単価が86.9%高いという。年間購入回数は60%高く、初回購入から3カ月以内に購入した顧客の割合は72%高いとしている。
ポーラの小林琢磨社長は、「今後、100万人のデータを活用しながら、LTVを伸ばす施策を強化していく」と話している。
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