女性誌「ハルメク」を発行するハルメク(本社東京都、宮澤孝夫社長)は1月22日、シニア向けコンテンツプラットフォーム「ハルメク365」を刷新したと発表した。情報を届けたい年代層を見直し、50代からの女性に向けた新しいコンテンツプラットフォームへと変更した。1月21日からは黒木瞳、常盤貴子、梨花が登場し、美に対する独自の哲学や実践法を語る特別企画も実施している。
「ハルメク365」は、2022年9月にサービスの提供を開始した。これまでは雑誌「ハルメク」の読者層である65歳以上の女性の生活が豊かになる情報を発信してきた。
だが近年、外部サイトからの流入が増え、来訪者の中心は50代から60代前半の女性へと変化している。こうしたユーザー層の実態を踏まえ、情報提供のあり方を根本から見直し、「HALMEK up(ハルメク・アップ)」へ刷新することにしたという。
リニューアルにより、(1)50代からの人生が面白くなるオリジナルコンテンツ企画(2)縦型動画で隙間時間を充実し、新たな「好き」を手軽に発見できる(3)コンテンツ制作力と通販のPB(プライベートブランド)商品力を掛け合わせたメディアコマースの本格展開─などを強化していく。
ハルメクの通販と連携したECコンテンツの提供にも注力する。動画や記事で紹介した商品をスムーズに購入できるシームレスな体験の提供を目指す。
1月21日から、著名人を起用した「美」の概念を再定義する特別企画を実施している。ほかにも著名人が薦める手土産とその商品にまつわるエピソードを紹介する「あの人の、とっておき」、50代から新しい一歩を踏み出して第二の人生を歩み始めた人たちを追う「わたしリスタート」の提供も開始した。さらに恋愛と性にまつわることを掘り下げる「大人のラブフェム学」も公開している。
「HALMEK up」のプレミアム会員の料金は月額プランが780円、年額プランが7800円。初回30日間は無料で利用できる。
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