スピックは、液状のビタミンCをリン脂質で構成される「リポソーム」で包んだ「リポシー」を、ECを主力に展開している。ウェブ広告をほとんど打たない戦略が特徴だ。2024年3月期の売上高は約55億円だったとしている。
スピックでは現在、主力の「リポシー」を、全国のクリニックやジムで販売するチャネルが拡大してきているという。クリニックやジムで、健康に関する話題から「リポシー」の販売へとつなげてる販売が好調だとしている。片峰氏はビジネス事業本部長として、「リポシー」を扱うクリニックやジムの開拓を図る予定だとしている。
片峰氏は2024年12月まで、ポーラの主力事業である、訪問販売やサロン販売を行うTB(トータルビューティー)事業の担当執行役員などを務めてきた。ポーラの販売員が、各の地域で新規開拓を行うための施策を立案・浸透させてきたとしている